『決壊』平野啓一郎

 平野啓一郎芥川賞受賞作『日蝕』をちょろっと目を通しただけで、その難解な文章に貧血を起こしてしまい、それ以来縁のない作家であった。

 ただ、最近の作品は読みやすくなっているという噂だし、この『決壊』はテーマ的にも(最近流行ではあるが)興味がある。なにより、ミステリ的な読み方をして面白いかもしれない。もしかしたら『このミス』とかのランキングに入ってきたりして(それはないな、たぶんミステリ読者が読んでないし)。

 まあ、そんなこんなで読んではみたいのだが、上下巻合わせて3,670円は高いよなさすがに。もう少しネットでレビューとか読んでみてから考えるとしよう。

決壊 上巻

決壊 上巻

決壊 下巻

決壊 下巻