2008-01-01から1年間の記事一覧
てれびのスキマのこのエントリを読んで一気に読みたくなった。このエントリに挙がっている言葉だけでも名言だらけだなあ。赤めだか作者: 立川談春出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 30人 クリック: 195回この商品を含む…
やーらーれーたー。 作者が乾くるみなだけにこちらもそれなりに構えて読んでいたはずなのに。それでもやーらーれーたー。 しかし、そのやられた感がとても爽快。読み終わった瞬間、思わず笑みがこぼれる。 基本的には連作短編形式で、探偵事務所が舞台とはい…
市川森一には申し訳ないが、最近こういう装丁の上下巻本を見ると「ケータイ小説」だと思ってしまう。蝶々さん 上作者: 市川森一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る蝶々さ…
双葉社の週刊誌、『週刊大衆』の増刊という扱いらしい。ネットでは既に売り切れとか。(週刊大衆シャイ!編集部ブログより) ガハハ系とは一味違う! 心に“童貞”を抱える男性のための雑誌あらわる というコピーもあれだし、半笑いで見てたんだけど、驚いたの…
ひょんなことから知ったデジカメ。ただ、残念ながら既に販売は終了しているようで、メーカラインナップからも外れてるし、Amazonでも在庫なし。初代発売から一年以上経って音沙汰ないことから後継機は出ないのかなあ。初代はさすがにいくつかの不便があるよ…
私の読む本の割合としては小説が9割以上なわけだが、なんというかもう少し幅広く読めよ、と自分に言い聞かせたくなり、小説以外で読たくなるような本をちょこちょこと探していた中で見つけた一冊。 本好きが嵩じて古本屋の女房にまでなってしまった作者が綴…
Amazonのレビューにもあるように、一定世代の男性にとって「梶原一騎」という名前と、彼がもたらした影響は遺伝子レベルにまで達して息づいているといっても過言ではないと思う。私もその一人なわけで、浅草キッドの『お笑い 男の星座』でも梶原伝説を興味深…
いやもうのどまで手が出かかってるんだけど、6,090円という価格だけが問題で、ポチっと押せない自分が情けない。いや、これがツールネタだったらそれでも迷わず押しそうな気もするんだけど、ジロはあまり見ていないからなあ。 なんのことやらわからない人が…
ハヤカワ文庫の100冊フェア「強い物語」なるものがはじまったようなので、戯れに何冊読んでいるか数えてみた。 ×「ディファレンス・エンジン 上・下」ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング ×「宇宙飛行士ピルクス物語 上・下」スタニスワフ・レム ×…
某イベントの参考になるかもしれん。ただ、高い。イベント学のすすめ作者: イベント学会会長堺屋太一出版社/メーカー: ぎょうせい発売日: 2008/09/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (5件) を見る
怪しい臭いがプンプンします。なので、気になる、程度で。探偵レオナルド・ダ・ヴィンチ (ランダムハウス講談社文庫)作者: ダイアン A S スタカート,対馬妙出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/09/10メディア: 文庫この商品を含むブロ…
出た!乾くるみの4年ぶりの新刊!待たせすぎ!カラット探偵事務所の事件簿 1作者: 乾くるみ出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/09/13メディア: ハードカバー クリック: 4回この商品を含むブログ (36件) を見る
長らく復刊が待たれていた『光車よ、まわれ!』天沢退二郎がめでたく復刊! まあ、4年前に復刊ドットコムから復刊されてはいるのだが、復刊ドットコムだけあって2,835円と高額だった。それが今回は文庫で693円という大変手頃な価格と大きさで手に入れること…
この本が発行された当時、なんかネットでは特にSF界隈で非常に評価が高かったような記憶がある。もともとカズオ・イシグロは『日の名残り』でブッカー賞を獲っている作家で、前評判は高かったわけだが、それにしてもなぜSF界隈でこうも評価高いのかといぶか…
自分が好きな音楽のジャンルのひとつにGiRLPOPがある。ただ、残念ながらここ十数年このジャンルは盛り上がりに欠ける、というかほぼ死滅したジャンルのひとつとなっていた。 原因はいくつかあるんだろうけど、先日、「【B面】犬にかぶらせろ!」のこのエント…
本日発売も含む、今月のハヤカワ文庫の復刊ラインナップが個人的にはかなり凄い。SFではフレドリック・ブラウンの名作『天の光はすべて星』*1。スタニスワフ・レム『宇宙飛行士ピルクス物語』。カート・ヴォネガットのエッセイ『死よりも悪い運命』。 ミステ…
街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2008/08/07メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る街道をゆく 2 韓のくに紀行 (朝日文庫)作者: 司馬遼太郎出版社…
そんなわけで、CREATIVE ZEN X-Fi用のイヤフォンを買ったのでした。ZEN X-Fiの場合、購入と同時に、CREATIVEのEP-830というカナル型イヤフォンが同梱されてくる。これが優れもので、これまでiPodで使用していたイヤフォンとの音の違いにビックリ。iPodの付属…
はてなハイクでも書きましたが、昨日横浜まで出掛ける用事があったので、CREATIVE ZEN X-Fi用の液晶保護シート(スクリーンプロテクター)を購入しようと思い、ヨドバシカメラに行きました。店頭では商品が見つからなかったために店員に「CREATIVE ZEN X-Fi…
といいつつ、文庫化される前に読んでしまうかもしれんけど。忘れないように。 佐藤正午も『Y』は読んだけど、それ以外も読みたいと思いつつ手が出ていないなあ。『5』よりも先に文庫化されている作品をなにか読んでみようか。5作者: 佐藤正午出版社/メーカー…
乃南アサは好きな作家であり、こうした「事件の背景」を描くのがうまい作家であることもわかっている。おまけに裁判員制度の施行を見越して弁護士とのコラボレーションというのも非常に面白そうなのだが、同時に地雷な気もするので、現時点では「気になる」…
2008年度CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞(イアン・フレミング・スティール・ダガー賞)受賞作。ロシアを舞台にした、実在の大量殺人犯をモチーフに書かれた作品らしく、既にリドリー・スコット監督で映画かも決定しているらしい。 それにしても新潮…
ひょんなことで知ったフォント会社モリサワの「フォントパーク」。 ここの右側にある、「fontpark 2.0」(開くといきなりFLASHが動きますのでご注意を)を見てみるとめっぽう面白い。フォントを使って様々な絵がFLASHで描かれていく様が見れる。要は「へのへ…
国書刊行会から『ケルベロス第五の首』と『デス博士の島その他の物語』が刊行されたことで、注目が集まっているジーン・ウルフ。そのジーン・ウルフのSFシリーズ「新しい太陽の書」が早川書房から文庫で復刊されているわけだが、表紙が全て小畑健。現在まで…
作・演出:上田誠、出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力 というわけで見てきました。今回は松田さんと山脇さんが体調不良での降板ということで、出演していないってのが個人的に残念。しかしながら…
おお!なんと嬉しいことに集英社文庫から広瀬正の『ツィス』が改定新版で発行された! 広瀬正の著作はなんとか頑張って揃えてきたが、この『ツィス』だけが未入手だったのだ。即買い。ありがたやありがたや。広瀬正・小説全集・2 ツィス (集英社文庫)作者: …
平野啓一郎は芥川賞受賞作『日蝕』をちょろっと目を通しただけで、その難解な文章に貧血を起こしてしまい、それ以来縁のない作家であった。 ただ、最近の作品は読みやすくなっているという噂だし、この『決壊』はテーマ的にも(最近流行ではあるが)興味があ…
なんか連日音楽のことばかり書いているけど、実際はそんなに音楽ばかり聴いているわけでもない。単にZEN X-Fi買ったばかりで色々と楽曲収集しているせいと、昨日Jangoなどという素晴らしいサイトを発見してしまったせいである。なので音楽系のサイトだと思わ…
表題は『ミスター・グッドバーを探して』とは無関係です。 自分の大好きな洋楽のひとつが表題で述べたBoy Meets Girlの『Waiting For A Star To Fall』である。 PCやメディアプレイヤーで音楽を聴くようになって、それまでMDやらカセットで聴いていた曲が聴…
ZEN X-Fiで聴くための音楽を新たに物色するために、moraとか初めて使ってみた。moraの感想はまた別に書くとして、ここで買った何曲かのうちのひとつが、くるりの『ワンダーフォーゲル』である。 なんでまた突然くるりの『ワンダーフォーゲル』なのかっつーと…