2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫化されたら読む本

といいつつ、文庫化される前に読んでしまうかもしれんけど。忘れないように。 佐藤正午も『Y』は読んだけど、それ以外も読みたいと思いつつ手が出ていないなあ。『5』よりも先に文庫化されている作品をなにか読んでみようか。5作者: 佐藤正午出版社/メーカー…

『犯意』乃南アサ/園田寿

乃南アサは好きな作家であり、こうした「事件の背景」を描くのがうまい作家であることもわかっている。おまけに裁判員制度の施行を見越して弁護士とのコラボレーションというのも非常に面白そうなのだが、同時に地雷な気もするので、現時点では「気になる」…

トム・ロブ・スミス『チャイルド44』

2008年度CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞(イアン・フレミング・スティール・ダガー賞)受賞作。ロシアを舞台にした、実在の大量殺人犯をモチーフに書かれた作品らしく、既にリドリー・スコット監督で映画かも決定しているらしい。 それにしても新潮…

モリサワ フォントパーク

ひょんなことで知ったフォント会社モリサワの「フォントパーク」。 ここの右側にある、「fontpark 2.0」(開くといきなりFLASHが動きますのでご注意を)を見てみるとめっぽう面白い。フォントを使って様々な絵がFLASHで描かれていく様が見れる。要は「へのへ…

ジーン・ウルフ「新しい太陽の書」シリーズ

国書刊行会から『ケルベロス第五の首』と『デス博士の島その他の物語』が刊行されたことで、注目が集まっているジーン・ウルフ。そのジーン・ウルフのSFシリーズ「新しい太陽の書」が早川書房から文庫で復刊されているわけだが、表紙が全て小畑健。現在まで…

『あんなに優しかったゴーレム』ヨーロッパ企画

作・演出:上田誠、出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力 というわけで見てきました。今回は松田さんと山脇さんが体調不良での降板ということで、出演していないってのが個人的に残念。しかしながら…

広瀬正『ツィス』

おお!なんと嬉しいことに集英社文庫から広瀬正の『ツィス』が改定新版で発行された! 広瀬正の著作はなんとか頑張って揃えてきたが、この『ツィス』だけが未入手だったのだ。即買い。ありがたやありがたや。広瀬正・小説全集・2 ツィス (集英社文庫)作者: …

『決壊』平野啓一郎

平野啓一郎は芥川賞受賞作『日蝕』をちょろっと目を通しただけで、その難解な文章に貧血を起こしてしまい、それ以来縁のない作家であった。 ただ、最近の作品は読みやすくなっているという噂だし、この『決壊』はテーマ的にも(最近流行ではあるが)興味があ…

Trine Rein『Just missed the train』

なんか連日音楽のことばかり書いているけど、実際はそんなに音楽ばかり聴いているわけでもない。単にZEN X-Fi買ったばかりで色々と楽曲収集しているせいと、昨日Jangoなどという素晴らしいサイトを発見してしまったせいである。なので音楽系のサイトだと思わ…

Boy Meets Girl『Waiting For A Star To Fall』を探して

表題は『ミスター・グッドバーを探して』とは無関係です。 自分の大好きな洋楽のひとつが表題で述べたBoy Meets Girlの『Waiting For A Star To Fall』である。 PCやメディアプレイヤーで音楽を聴くようになって、それまでMDやらカセットで聴いていた曲が聴…

『野村真季の虎の門』と『ワンダーフォーゲル』

ZEN X-Fiで聴くための音楽を新たに物色するために、moraとか初めて使ってみた。moraの感想はまた別に書くとして、ここで買った何曲かのうちのひとつが、くるりの『ワンダーフォーゲル』である。 なんでまた突然くるりの『ワンダーフォーゲル』なのかっつーと…

CREATIVE ZEN X-Fi

CREATIVE ZEN X-fiが欲しい、というか既に購入した。私にしては珍しくほぼ衝動買い。ちなみに16GBのもの。 これまではiPod Shuffleを使用していたわけだが、正直まあ飽きてきた部分もあるし、色んな音源を利用しようとするとiPodは不便。iTunesもあまり好き…

『CREA』2008年9月号

『CREA』今月号の特集が「読書の快楽」だ。 東野圭吾、桜庭一樹、宮部みゆき、伊坂幸太郎という名前が並んでいるだけで読みたくなる。 最近はこういった雑誌でマンガが特集で取り上げられることが多くなった気がする。それだけマンガが大人社会での市民権を…