『繋がれた明日』真保裕一

いや、内容についてじゃなくてですね。
ハイクにも書いたが、昨年の8月に新潮社から文庫化されたものを積読していたので、通勤で読もうと思って持ってきたわけだ。なんか妙な違和感はあったのだが、そのまま読み進め100ページ近くまで来た時に確信した。
「これは読んだことがある」
しかし、真保裕一の本はこの10年すべて文庫本で読んできたし、逆に読みこぼしもない。これだけハードカバーで読んだ記憶もなし。
不思議に思って調べてみたら2006年の2月に朝日文庫で出ていた。これだ!これを読んだのか!
それにしてもたった2年で異なる版元から文庫化されるってどうなのよ。それも朝日文庫版まだ普通に流通してるよ。朝日新聞出版のサイトでも普通に表示されるよ。こういうのって絶版他社買取とかじゃないのか?なーんか判然としない。
ただまあ、ストーリーの大半忘れているのでこのまま読んじまおう。うわっ、自分の読了本一覧改めて見たらちゃんと書いてあるし。まったくもう。

繋がれた明日 (新潮文庫)

繋がれた明日 (新潮文庫)

繋がれた明日 (朝日文庫)

繋がれた明日 (朝日文庫)