ジーン・ウルフ「新しい太陽の書」シリーズ

 国書刊行会から『ケルベロス第五の首』と『デス博士の島その他の物語』が刊行されたことで、注目が集まっているジーン・ウルフ。そのジーン・ウルフのSFシリーズ「新しい太陽の書」が早川書房から文庫で復刊されているわけだが、表紙が全て小畑健。現在までに5巻まで刊行されているわけだが、さすがに5冊も小畑健の表紙が並ぶとそれだけで買いたくなる。まあ、本棚に納めちゃえば背表紙しか見えないんだけれども。

 「新しい太陽の書」シリーズについては、こちらのサイト(ultan.net)をご参照いただくとして(こうした力の入ったファンサイトを作れる人は尊敬してしまう)、その重厚かつ長大な物語は読んでみたいとは思うものの、読み解くには相当なパワーが必要なようで尻込みしてしまう。ただまあ、買うだけでもしておかないと後々で後悔しそうだなあ。

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)

調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)

調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)

警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)

警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)

独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫SF)

独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫SF)

なぜかAmazonでは買えませんが、既に5巻の『新しい太陽のウールス』も出ています。なぜAmazonでは商品が出てこないのか…。