『ビバ・イル・チクリッシモ!』大友克洋、寺田克也
いやもうのどまで手が出かかってるんだけど、6,090円という価格だけが問題で、ポチっと押せない自分が情けない。いや、これがツールネタだったらそれでも迷わず押しそうな気もするんだけど、ジロはあまり見ていないからなあ。
なんのことやらわからない人が多数かと思われるので、一応書いておくと、この本は大友克洋と寺田克也という日本を代表するアニメーター・イラストレーターが世界三台自転車レース*1であるジロ・デ・イタリアにはまり、自分たちでもチームを作ってしまうほどに盛り上がった結果、りんたろう、小原秀一、黒田硫黄、高坂希太郎、樋口真嗣といった人々まで巻き込んで一冊の豪華本を作ってしまった、というものである。
なので、サイクルロードレースに興味がない人にとっては、魅力半減というか箸にも棒にもかからない本かもしれない。ただ、こちらで最初の数ページが立ち読みできるが、大友克洋、寺田克也らの美麗なイラストが280点も載っているので、そちらのファンなら楽しめるかも(すなわちSF寄りの人たち?)。
私自身はサイクルロードレース自体は好きだが、まともに見るのはツールくらい。まあこの2週間くらいは飛び飛びでブエルタも見てましたが、どちらかといえばイラスト目当て。ただ、この本で重要な位置を占めているであろう、マルコ・パンターニという選手は私自身思い入れの強い選手なので、そういう理由もある。
さて、どうしよう、ポチっとしちゃうかなあ。
- 作者: 大友克洋,寺田克也
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 大型本
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*1:あとの二つはいうまでもなくツール・ド・フランスとブエルタ・エスパーニャである